帰省した折、商店街をぶらっとしていたら ４０歳過ぎの青年と母が仲良く歩いていた 幼少時の面影が残るＫ君だ！ Ｋ君親子も“先生〜”と思い出してくれたようで・・・ 私が若い頃、幼稚園に勤めていた時に担任していた子だ 可愛い笑顔が何も変わっていない お久しぶり・懐かしいね・お元気？・・・話が尽きない Ｋ君は幼い頃、何事においても他の子より幼くて 目を離さないよう、いつも手をつないでいた生徒 若くて、幼児教育に理想ばかり追い求めていた私が そのＫ君を 少し疎ましく思った事もある 自らの子育てを経験して、そんな自分を責める気持ちがあった “幼稚園のとき、先生のこと大好きだったよ” その言葉に、私の心の片隅にくすぶっていた想いが涙に代わって Ｋ君の手を握り締めた Ｋ君親子は、卒園してからもかなり苦労をしたことだろう “この子は良く働いてくれて、親孝行してくれるのですよ” お母さんは、とっても幸せそうに言った 今は安定した職業にも就き、頑張っているそうだ “いつまでもお母さんを大事にしてね”と名残惜しく別れたが Ｋ君との出会い・・・爽やかで、忘れられない再会だった |
